MDN MCPサーバー、ドキュメントとブラウザ互換性データをエージェントへ
MDNは、コーディングエージェントやLLMがMDNの検索・ドキュメント・ブラウザ互換性データ(BCD)に直接アクセスできるMCPサーバーを公開した。学習データのカットオフに依存せず、最新のWebプラットフォーム情報をエディタやCLIから参照できる。
対応クライアントは次のとおり。
- エディタ: VS Code、Zed、Cursor
- エージェントCLI: Claude Code、Codex CLI、Antigravity CLI(旧Gemini CLI)
- チャットアプリ: Claude Desktop
リモートサーバーのエンドポイントは https://mcp.mdn.mozilla.net/ である。Claude Codeでは次のコマンドで追加できる。
bash
claude mcp add --transport http mdn https://mcp.mdn.mozilla.net/現時点では実験的サービスであり、いつでも提供終了する可能性がある。実験期間中は受信クエリのデータを保存する。LLMに入力した非公開情報がクエリに含まれる可能性もあるため、懸念がある場合は利用を避ける。ファーストパーティ分析のオプトアウトには、リクエストに X-Moz-1st-Party-Data-Opt-Out: 1 ヘッダーを付ける。
MozillaはClaude Code Opus 4.7でFirefox 151の新機能に関する質問を比較し、MCP有効時はブラウザ対応情報の精度が大きく向上したと報告している。MCPなしでは4問中1問しか正確な対応状況を答えられなかったが、MCPありではWeb Serial APIのFirefox対応や light-dark() の画像利用なども正しく特定できた。応答時間はおおよそ2倍速になった。