Cloudflare Containers と、Containers 上の Sandboxes で、同一ホストの解放済みディスクブロックの残データを読める経路があった。到達は Workers Paid の顧客に限られ、特定の顧客・ホスト・データを狙うことはできない。残データが必ず存在するわけでもない。

Containers は Firecracker 上の VM に、Linux dm-thin で用意した書き込み可能なルートディスクを /dev/vdc として渡す。影響プールは 64 KiB ブロックで skip_block_zeroing が有効だった。未マップ領域への 4 KiB 書き込みが共有プールから 64 KiB を再割当し、ゼロ化されない残り 60 KiB に旧テナントのデータが残りうる。生デバイス読み取りで、新しいコンテナが書いていないバイトが見える。

影響と制約:

  • 露出しうるものはファイルシステムメタデータ、ディレクトリ構造、データベースページ、アプリケーションデータ
  • 他テナントの稼働中ディスクの改変や、ワークロード可用性への影響は示されていない
  • 研究者は 24 配置中 18、基盤ノード 22 中 20 で残データを観測した(4 大陸)

顧客側の設定変更は不要。フリートから skip_block_zeroing を外して新規割当をゼロ化し、実行中ディスクと緩和前のキャッシュ済み OCI イメージスナップショットを破棄した。報告は 9 月 4 日、クリーンアップ完了は 9 月 19 日。保持しているディスク I/O テレメトリでは、報告手法に一致する活動は研究者と社内検証のみで、悪意ある悪用の証拠はなし。

#参考文献