Frontend Weekly 2025-01-03
Free Turborepo Remote Cache、Recoil archived、Rspack v1.1.8、text-box-trimについて
Turborepo Remote CacheがVercelで無料利用可能に
Vercelを利用している場合、TurborepoのRemote Cache機能を無料で利用できるようになった。
https://turbo.build/blog/free-vercel-remote-cache
Remote Cacheを利用することで、CIの高速化、コスト削減が期待できる。
https://turbo.build/repo/docs/core-concepts/remote-caching
Recoil archived
Metaが開発していたRecoilは2025年1月2日にアーカイブされた。
https://github.com/facebookexperimental/Recoil
2022年10月頃に主要メンテナが解雇されて以降、Recoilは開発が停滞していた。
Rspack v1.1.8
マルウェアを含んでいたRspack v1.1.7に対処したRspack v1.1.8がリリースされた。
https://github.com/web-infra-dev/rspack/releases/tag/v1.1.8
問題のあるバージョンは、漏洩したnpmアクセストークンから正規の手段でリリースされ、 Lifecycle scripts経由でマルウェアが実行されるようになっていた。
https://github.com/web-infra-dev/rspack/issues/8767
この事態を受けて、pnpm v10-rcでは、lifecycle scriptsの実行をデフォルトで無効化する変更が入った。 なおBunでは既にデフォルトでlifecycle scriptsの実行が無効化されており、信頼されたパッケージのみが実行でのみ実行されるようになっている。
https://github.com/pnpm/pnpm/releases/tag/v10.0.0-rc.2
Why I’m excited about text-box-trim as a designer
Safari 18.2で先行サポートされたtext-box系のCSSプロパティについてのデザイナーが解説する記事。
https://piccalil.li/blog/why-im-excited-about-text-box-trim-as-a-designer/
ウェブのテキストは、レンダリング方法やテキストボックスのスペースの違いにより妥協を強いられてきたが、 text-box-trimやtext-edgeなどのプロパティを使用することで、テキストの配置や間隔の制御が容易になる。