Frontend Weekly 2024-07-26
pnpm v9.6.0, Node.js v22.5.1, Chrome DevToolsでGeminiにエラーを聞ける機能が有効化などについて紹介する。
pnpm v9.6.0
pnpm v9.6.0が7月21日リリースされた。
https://github.com/pnpm/pnpm/releases/tag/v9.6.0
新しく追加されたpnpm.executionEnv.nodeVersion
フィールドをpackage.json
に指定することで、ワークスペース内のパッケージ毎に異なるNode.jsバージョンを指定できるようになった。
{
"pnpm": {
"executionEnv": {
"nodeVersion": "20.0.0"
}
}
}
またpnpm v9.5で追加されたcatalogs:
プロトコルの修正や改善も行われている。
Node.js v22.5.1
7月17日にリリースされ、SQLiteを扱えるnode:sqlite
モジュールが追加されたことで話題になったNode.js v22.5.0には、npm ci
がクラッシュするなどの問題があったが、修正したNode.js v22.5.1が7月19日にリリースされた。
https://nodejs.org/en/blog/release/v22.5.1
Chrome DevToolsで、Geminiにエラーを聞ける機能が有効化
Chromeバージョン125以降で、Google IDでログインした上で同期を有効化し、さらに言語設定を 「英語(アメリカ)- English(US)」に設定している場合、利用できるようになったとのこと。
https://www.publickey1.jp/blog/24/chrome_devtoolsaigemini.html
https://developer.chrome.com/docs/devtools/console/understand-messages?hl=ja
Getting To The Bottom Of Minimum WCAG-Conformant Interactive Element Size
WCAGに準拠したインタラクティブ要素の最小サイズについて、歴史やよくある誤解、実装方法について解説している。
SmartHRの「やさしい日本語」切り替え機能ができるまで
SmartHRが外国人従業員向けの「やさしい日本語」切り替え機能を実装するまでに、どのような工夫がされたかを紹介している記事。どういう言葉を「やさしい日本語」に切り替えるかの判断基準は、日本人向けのサービスを作る場合でも参考になると感じた。
https://note.com/yasanichi_shr/n/n18abfb54a228
Build Design Systems With Penpot Components
Penpotは、Figmaに似たデザインツール。無料枠でコンポーネントからコードを吐くなど十分に使える機能が揃っている上、オープンソースでありセルフホスティングが可能。
https://www.smashingmagazine.com/2024/07/build-design-systems-penpot-components/
Stop using ease-out in your UIs!
物理的なボタンの動きなどを例に、out
系のイージング関数を使うことが適切でない理由について解説する記事。
https://leanrada.com/notes/stop-using-ease-out/
How not to use box shadows
CSSのbox-shadow
プロパティを大量に使って、レンダリングエンジンみたいなことをしている。