AI Weekly 2025-03-20
Gemini関連のニュース多数、他CursorのRule Typeなど
Gemini関連のニュース
Gems、カスタマイズ可能なエージェント
Gemsの一般提供が開始されました。ChatGPTのGPTsに相当する機能であり、ユーザーが自分のニーズに合わせてカスタマイズしたエージェントを作成できます。
https://blog.google/products/gemini/google-gems-tips/
次のページから利用または作成が可能です。作成にはGemini Advancedへのアップグレードが必要です。
https://gemini.google.com/gems/view?model=flash
パーソナライズされたGemini
Google検索に基づいてカスタマイズされた応答をするGemini Personalizationが発表されました。 今後、YouTubeなど他のGoogleサービスとも接続予定とのことです。
https://gemini.google/overview/personalization/
次のURLから誰でも利用出来ます。
https://gemini.google.com/personalization
Canvas、インタラクティブなプレビュー
インタラクティブなプレビューを表示するCanvas機能がGeminiに追加されました。
https://gemini.google/overview/canvas/
表示はChatGPTやCloudeなどでコードなどを生成させた際に表示されるプレビューと似ていますが、GemeniのCanvasでは生成されたコードや文章を直接編集した上でやり取りを続けることが可能です。
Canvasは、Gemini Appのプロンプトバーから選択することで誰でも利用出来ます。
Audio Overview、ポッドキャストの生成
Notebook LMのポッドキャストスタイルのディスカッション音声を生成するAudio Overview機能がGemini Appに輸入されました。
https://blog.google/products/gemini/gemini-collaboration-features
現在は英語のみですが、近いうちに多言語へ展開予定とのことです。
Image Generation、画像生成
去年追加されたGemini 2.0 Flashのネイティブ画像生成機能が、Google AI Studioで試せるようになりました。
https://developers.googleblog.com/en/experiment-with-gemini-20-flash-native-image-generation/
一貫性のある画像の編集が自然言語で気軽に出来るため、一部で盛り上がりを見せています。
次のURLから試せます。
https://aistudio.google.com/prompts/new_chat?model=gemini-2.0-flash-exp
MeetのTake notes for me機能が日本語に対応
昨年8月にリリースされたGoogle MeetのTake notes for me機能が日本語に対応しました。
https://workspaceupdates.googleblog.com/2024/08/take-notes-for-me-google-meet-gemini.html
Take notes for me(通称、自動議事録機能)は、Google Meetの会話を記録しGeminiが要約して議事録を生成してくれる機能です。
利用には、Google WorkspaceのBusiness Standard以上のサブスクリプションが必要です。
Cursor
Rule Type、ルールの指定簡易化
Cursor 0.47のPatchアップデートで、RulesにRule Typeが追加されました。
globs
、alwaysApply
、description
の代わりに、まずRule Type
を選択するように変更されています。
ただし、ファイルの形式が変わったということではなく、今までの指定を簡易的にしたものでしかありません。
各タイプは、それぞれ次のような対応関係にあります。
Type | alwaysApply | globs | description |
---|---|---|---|
Always | true | empty | empty |
Auto Attached | false | filled | filled |
Agent Requested | false | empty | filled |
Manual | false | empty | empty |
それぞれ次のような利用が想定されていると思われます。
Type | Description |
---|---|
Always | 常に適用されるルール |
Auto Attached | パターンマッチに応じて自動で適用されるルール |
Agent Requested | エージェントが説明を見て適用されるルール |
Manual | 手動で適用する必要があるルール |
GitHub Model Playgroundに権限の設定が必要に
3月29日以降、GitHub Model Playgroundにアクセスする場合、Fine-grained Personal Access Tokens (PATs)またはGitHub Appsではmodels:read
の権限が必要になります。