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Unreal Engine 5.4でVMC Protocolを利用する

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Unreal Engine 5.4でVirtual Motion Capture Protocol(VMC Protocol)を利用して、モデルにアニメーションを適用する方法をメモした。

VMC Protocolをモデルに反映できるようにする

  • コンテンツドロワーから利用したいスケルタルメッシュを右クリックして、“作成する”から”Animブループリント”を選択する。
  • 追加されたアニメーションBPを開く。
  • 次の図のようにInput PoseノードとVrmVMCノードを追加して、Input PoseノードをVrmVMCノードに、VrmVMCノードをOutput Poseノードに接続する。

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  • 利用したいスケルタルメッシュをワールドに追加する。
  • そのスケルタルメッシュを、(ワールド)アウトライナーで選択して、詳細タブのAnimationにあるAnim Classへ作成したアニメーションBPを設定する。

これでVMC Protocolを受け取れば、モデルにアニメーションが反映されるようになっている。

VMC Protocolを受け取る

アニメーションBPのVrmVMCノードにあるPortなどが送信元の設定と一致している必要がある。 多くの場合、Portは39539、Addressはlocalhost(127.0.0.1)であるため、デフォルトの設定のままで問題ない。

XR Animatorの場合

XR Animatorの場合、次の画像の位置からVMC Protocolの設定を確認できる。VMCプロトコルを送信するには、ストリーマーモードを起動するか、この画面でVMC ProtocolをONにする必要がある。

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