O hirunewani blog

Google検索をカスタマイズして埋め込む

Created at

特定のいくつかのサイトを対象にした検索エンジンを埋め込む需要があったため、Google検索の埋め込みについて調査した。

Programmable Search Engine by Google

GoogleがカスタマイズしたGoogle検索を埋め込むことが出来るProgrammable Search Engineというサービスを展開している。

これを利用して、今回はサンプルとして次のようなページを作成した。

誹謗中傷チェッカー

検索エンジンを作成する

次のURLから作成できる。

https://programmablesearchengine.google.com/controlpanel/create

検索対象とするサイトなどを指定した上で作成を行うと、コードが表示される。 表示されたコードを張り付ければ、埋め込み自体は完了する。

検索エンジンの表示方法を変更する

私が試した際は、デフォルトの検索エンジンの表示方法がオーバレイになっていた。 この切り替えは、サイドバーの”デザイン”タブからレイアウトを選択すると出来る。 “結果のみ”や”Googleがホスト”などは、生成されるコードが変更されるので注意。

またデザインタブから、文字色などのテーマやロゴの表示などのカスタマイズ出来る。 ただし自由度はあまり高くない。

検索エンジンの挙動を変更する

サイドバーの”概要”タブや”検索機能”でもある程度のカスタマイズが出来る。

また、次のようにカスタム属性を生成されたコードに付与することでカスタマイズが出来る。

<div class="gcse-search" data-sort_by="date" data-enableHistory="true"></div>

詳しくは、Programmable Search Element Control APIページにあるProgrammable Search の要素のカスタマイズのセクションを参照。

APIで検索エンジンを利用する

1日あたりのクエリ数に上限があったり、クエリ数毎に課金が発生するが、APIからカスタマイズした検索エンジンを利用することも出来る。

ただし、Custom Search Site Restricted JSON APIの方は、次の通りなので利用は控えた方がいいだろう。

2024 年 12 月 18 日をもってトラフィックの処理を停止します。 Custom Search Site Restricted JSON API のすべてのお客様は、Google Cloud の Vertex AI > Search への移行を開始する必要があります。- https://developers.google.com/custom-search/v1/site_restricted_api?hl=ja