Gemini 3.5 Flash

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GoogleはGemini 3.5シリーズの初版としてGemini 3.5 Flashを一般提供した。フロンティア級の知能とエージェント実行を組み合わせ、長時間のコーディングやマルチステップの業務自動化を想定している。API IDは gemini-3.5-flash である。

提供先は次のとおりである。

  • 一般利用者向けにGeminiアプリとSearchのAI Mode
  • 開発者向けにGoogle Antigravity、Google AI StudioとAndroid StudioのGemini API
  • 企業向けにGemini Enterprise Agent PlatformとGemini Enterprise

同シリーズの3.5 Proは社内利用中で、翌月の展開を予定している。GeminiアプリとSearch AI Modeの既定モデルは3.5 Flashに切り替わる。個人向けエージェントGemini Sparkも3.5 Flash上で動作し、米国のGoogle AI Ultra加入者向けベータは翌週から段階的に提供される。

エージェント実行では、Antigravityハーネスと組み合わせてサブエージェントを並列配置し、レガシーコードのNext.js移行や複数ステップの資料整理などを自律的に進められる。マルチモーダル入力(テキスト・画像・音声・動画)に対応し、コンテキストウィンドウは100万トークンである。

#性能

モデルArtificial Analysis Intelligence Index出力速度 (tok/s)
Gemini 3.5 Flash (Reasoning)55277.0
Gemini 3.1 Pro Preview (Reasoning)57122.5
GLM-5.1 (Reasoning)5151.0
Claude Sonnet 4.6 (Non-reasoning, High Effort)4446.8

Intelligence Indexでは3.1 Pro Previewにわずかに及ばないものの、出力速度は比較対象の中で最も速い。

#API 価格の比較

モデル入力 ($/1M)出力 ($/1M)
Gemini 3.5 Flash1.509.00
Gemini 3.1 Pro Preview2.0012.00
GLM-5.11.404.40
GPT-5.4 (Non-reasoning)2.5015.00

入出力いずれも3.1 Pro Previewより低単価で、長文出力中心では出力単価の差が総コストに効く。

#参考文献