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Vercel Workflows

Vercel Workflows は 2026-04-16 に一般提供となった。2025-10 のベータ公開以降、1 億回超のランと 5 億回超のステップを 1,500 社超で処理し、workflow パッケージは週 20 万回超の npm ダウンロードがあるとされる。

ワークフローは TypeScript または Python で通常の制御フローと小さな API 面で記述し、"use workflow" でワークフロー本体、"use step" でステップ単位の処理を分離する。各ステップはキュー・再試行・隔離・観測可能性・耐久状態・ストリーミングをランタイム側が担う。

基盤は次の三要素で説明される。

  • イベントログ: 各ステップの入出力やストリーム断片、スリープ、フック、エラーを記録し、実行状態の単一の根拠となる。
  • Fluid Compute: 各ステップが個別の関数呼び出しとして実行される。
  • Vercel Queues: 次ステップのエンキューを自動化し、Vercel 上のマネージドキュー、利用者の Postgres、またはローカルのインメモリに接続できる。

ステップ当たり 50 MB・ラン全体で最大 2 GB のペイロード上限がドキュメントで示され、マルチモーダルなエージェント連鎖向けの余裕として位置づけられている。データはデプロイメント外に出る前に暗号化され、ダッシュボードや workflow CLI での参照には復号と監査ログが用意されている。

Workflow SDK はオープンソースであり、Worlds アダプタでイベントログ・計算・キューの裏付けを差し替えて自前ホストや埋め込み実行も可能である。Python 向け SDK はベータで提供される。Workflows 5 系は workflow@beta で先行試用が案内されている。

#参考文献