Visual Studio Code 1.116
Visual Studio Code 1.116 がリリースされた。チャットとエージェント周りの観測性と、ターミナル連携を中心に改善している。
- エージェントの過去セッションを含むイベントログを表示する「Agent Debug Logs」パネル
- Copilot CLI で推論モデルの thinking effort(推論負荷)を選べる UI
- エージェントのターミナルツールが、エージェント作成のバックグラウンド端末だけでなく、既存のフォアグラウンド端末にも対応
- GitHub Copilot Chat が VS Code に組み込み化され、新規ユーザーは拡張を追加しなくても AI 機能を使い始められる
Agent Debug Logs で過去セッションを追える
エージェントの実行を時系列のイベントログとして確認できる「Agent Debug Logs」パネルが追加された。現在のセッションだけでなく、過去のセッションのログもローカルに保存され、後から参照できる。
既存の設定 github.copilot.chat.agentDebugLog.fileLogging.enabled に統合されており、トラブルシューティング用途として位置づけられている。
Copilot CLI の thinking effort を調整できる
Copilot CLI で、推論モデルに対して thinking effort(推論負荷)を選択できるようになった。モデルピッカーから推論レベルを切り替え、品質とレイテンシのバランスを調整できる。非推論モデルでは当該メニューは表示されない。
エージェントが既存ターミナルも操作できる
エージェント用の send_to_terminal と get_terminal_output ツールが、フォアグラウンドで動いている既存のターミナルにも対応した。REPL や対話的スクリプトなど、ターミナルパネル上で動いているセッションをエージェントが対象にできる。
あわせて、複数ツール呼び出しの承認を効率化する「ツール確認カルーセル」や、端末入力が必要な場面でターミナルへフォーカスする導線など、対話フローの改善も入っている。
GitHub Copilot が組み込み化された
GitHub Copilot Chat は VS Code の組み込み拡張になり、新規ユーザーは追加インストールなしでチャット、インライン提案、エージェントなどの機能を利用できる。既存ユーザーは、すでに拡張を導入している場合は従来どおり動作する。AI 機能を使わない場合は設定で無効化できる。