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Visual Studio Code 1.115

Visual Studio Code 1.115 がリリースされた。VS Code Insiders 向けに、エージェント開発に最適化した companion app「VS Code Agents」(プレビュー)が追加され、統合ブラウザとターミナルツールもエージェント連携を中心に改善している。

  • VS Code Insiders と並行して動く companion app「VS Code Agents」(プレビュー)の追加
  • 統合ブラウザのエージェント用ツール改善(長時間スクリプト、重複タブ抑制、ツール表示)
  • バックグラウンドターミナルへの入力送信、完了・入力要求の通知(実験的)の追加

#VS Code Agents(プレビュー)を同梱

VS Code Agents は、VS Code Insiders と並行して動作する、エージェント開発向けの companion app として提供される。複数リポジトリに対して並列にエージェントセッションを開始し、進捗確認、差分レビュー、フィードバック、プルリクエスト作成までをアプリ内で扱えるとしている。

カスタム指示や prompt ファイル、カスタムエージェント、MCP サーバー、フック、プラグインなどの設定は VS Code から引き継がれる。現時点ではプレビューとして VS Code Insiders でのみ利用できる。

#統合ブラウザのエージェント向け改善

統合ブラウザのエージェント用ツールでは、ツール呼び出しのラベルがより説明的になり、対象タブへ直接移動できるリンクが付く。Run Playwright Code ツールは、一定時間(既定で 5 秒)を超えるスクリプト実行を遅延結果として返し、エージェントがポーリングできるようになった。

また、同一ホストへのタブの重複オープンを抑制し、既存タブがある場合は明示フラグがない限り新規タブを開かない。あわせて macOS では統合ブラウザがピンチ操作による拡大表示(最大 3 倍)に対応した。

#ターミナルツールの改善

バックグラウンドターミナルに対して、出力取得(get_terminal_output)だけでなく入力送信(send_to_terminal)ができるようになった。フォアグラウンド実行がタイムアウトしてバックグラウンドへ移動したケースでも、対話的な入力が必要な場面で継続操作できる。

さらに実験的な設定として、バックグラウンドで実行中のコマンドが完了した場合や入力が必要になった場合に、エージェントへ通知する機能が追加された。

#参考文献