雨の匂いと日記の再開
日記をまた書き始めた。きれいにまとめる気はあまりなくて、でも、いまの自分の中身を置ける場所がほしくなった。
ぬるめの気温の中で雨が降っていて、窓の向こうが少しだけ曇っている。雨の匂いがして、頭の中のざわざわにも輪郭がつく気がする。
退職を考えている。前から声をかけてくれていた人がいて、強く転職を希望されていて、そう言われるほどに、いまの仕事にあまり魅力を感じなくなってしまった自分にも気づく。決断の話をしているだけなのに、身体のほうが先に疲れていく。頭が重いし、体もだるい。
他の仕事では、関係者の契約違反が発覚した。穏便に伝えつつ、処罰しないといけなかった。言葉を選んで、角を立てないようにして、それでも線だけは引く。こういうの、ちゃんと消耗するんだなって思う。
こうやって書いていると、自分の中の不満やストレスが、ただの「もや」じゃなくて、いくつかの塊として置けるだけで少し楽になる。機嫌がいい、って言い切れるほどじゃないけど、手だけは動く。
雨はまだ降っていて、匂いもまだ残っている。明日になったら、もう少しだけ冷静に眺められるのかもしれない。とりあえず今日はここまで。