Visual Studio Code 1.139 は、SSH / Tunnel / WSL 上の Dev Container セッション、セッション一覧の高速化とコンパクト表示、Linux のデスクトップファイル名変更が中心。段階展開のため、すぐ受け取るには Check for Updates を使う。

#Run agent sessions in Dev Containers on remote hosts

chat.agentHost.devContainer.enabled を有効にすると、Agents ウィンドウのフォルダメニューに Use Dev Container が出る。対象は SSH、Tunnel、WSL 上のプロジェクト。リモートフォルダに対応する Dev Container 設定があり、リモートホストで Docker が使える必要。段階展開のため設定が既定オフの場合があり、手動で有効化できる。

#Faster session list loading

agent host はセッションとチャットの軽量メタデータを中央カタログに置き、一覧構築時に会話データベースをすべて開かない。本文は個別のセッション/チャット DB に残る。差はセッション数に比例し、約 645 件の開発機計測:

操作変更前変更後改善
起動後の初回一覧1.3 秒0.1 秒約 12 倍
一覧の再読み込み0.6 秒0.15 秒約 4 倍

件数が少ないと差は小さい。この版より前のセッションはバックグラウンドで自動移行。

#Compact sessions list

Agents ウィンドウのセッション一覧で Compact View を有効にすると、行はタイトルだけを示し、ホバーまたはフォーカスでワークスペース詳細を出す。入力や承認が必要な行は展開したまま。進捗は作業中チャットの行に出し、折りたたみ時は親行が隠しチャットの進捗を要約する。

  • Filter Sessions の Empty Groups をオフにすると、空のカスタムグループと空の Chats セクションを隠す(プロファイル保存、他フィルタと一緒にリセット)
  • タイトルのダブルクリック、コンテキストメニューの Rename、行フォーカス後の F2 でセッションとネストしたチャットをインプレース改名(空タイトルは拒否、キャンセルで復元)
  • Preview の sessions.showChatTabs で Multiple(タブ)と Single(アクティブのみ)を切り替え、会話状態は維持(Single でも明示的に横へ開いたチャットは独立ペイン)

#Linux desktop launcher names

Linux の DEB / RPM は /usr/share/applications/ のデスクトップファイルを reverse-DNS 名に変える。Stable の対応:

旧名新名
code.desktopcom.microsoft.VSCode.desktop
code-url-handler.desktopcom.microsoft.VSCode.UrlHandler.desktop

既存の Favorites、ピン留め、カスタム参照は自動更新されない。KDE Plasma では古い Favorites が You are not authorized to execute this file と出ることがあり、権限ではなく欠落したデスクトップファイルが原因。古いピンを外してアプリケーションメニューから入れ直す。カスタムショートカットやファイル/URL 関連付けが旧 ID を指す場合も再設定が必要。ターミナルの code は従来どおりで、再インストールでは旧名への保存参照は直らない。

#その他

折り返し行はワードラップ列の右側に矢印を出す。開き括弧入力時、対応する閉じ括弧が既にあれば挿入せずそれを使う。提案 API authSessionExpiration は AuthenticationSession.expiresAfter(返却時点の残り寿命ミリ秒)を追加。組み込み Microsoft アカウントプロバイダが値を返す。組織ポリシーで Agent モードを無効化している場合、Welcome 誘導と code --agents などの迂回を抑止。エンタープライズ管理の OpenTelemetry 設定では、Local(非 Agent Host Harness)側の競合で設定が落ちないように修正。

#参考文献