Web Platform Status に Baseline Alerts が加わった。GitHub でサインインすると、Baseline Newly available / Widely available、新規ブラウザ実装などの変化をメール・カスタム RSS・Slack webhook で購読できる。保存済み検索(例: HTML 機能一式)単位でも通知を絞れる。

Baseline Newly available:

  • field-sizinginputtextareaselect など従来固定寸法だったフォームコントロールのサイズ挙動を制御でき、field-sizing: content で内容に合わせて伸縮するため、自動リサイズ用の独自スクリプトを減らせる

Baseline Widely available:

  • :has() 疑似クラス。子孫や後続兄弟の状態に応じて親へスタイルを当てられ、DOM を調べる JavaScript なしで条件付きレイアウトを組み立てやすくなる
  • & ネスティングセレクタ。組み込み CSS nesting で子ルールを親セレクタに明示的に錨留めし、:hover や擬似クラスの入れ子時の specificity を把握しやすくする
  • HTMLIFrameElement.loadingloading="lazy" で画面外の iframe 読み込みを遅延し、初期表示の帯域と負荷を抑えられる
  • URL.canParse()。例外を投げずに文字列がパース可能な URL かを判定でき、URL 生成前の検証を簡潔にする
  • Storage Access API。サードパーティ iframe 内の埋め込みが、パーティションされていない Cookie・ストレージへのアクセスを要求でき、クロスサイト認証や状態付き連携に使える
  • createImageBitmap()imgcanvasBlobImageData などから非同期にビットマップを生成し、メインスレッドを塞がずにキャンバス向け画像デコードを進められる

ほかに cap 単位、counter-seteasing-function 型、rel="preload"mediaHTMLMediaElement.preservesPitch:dir()pow()、CSS mask@media (scripting)CanvasRenderingContext2D.reset() も Widely available になった。

#参考文献