Cursor と SpaceXAI は、共同学習の mixture-of-experts モデル「Grok 4.5」を Cursor の desktop、web、iOS、CLI、SDK で利用可能にした。ソフトウェアエンジニアリングに加え、データサイエンス、金融、法務など、ツールを使い長い作業を進める知識労働向けに設計した初のモデルである。Composer 2.5 とは別のウェイトクラスに属し、Composer 2.5 は継続提供される。

学習には Cursor 上のコードベースやツール操作を含む数兆トークン規模のデータと、STEM・研究論文・知識労働寄りのデータを混ぜた。現実的な環境での強化学習により、調査、ツール利用、失敗からの立て直し、結果検証を身につける。サイバーセキュリティ能力を踏まえた安全対策も追加されている。個人・チーム向けプランではファーストパーティモデルプール(Auto、Composer 2.5 と共通)の利用枠に含まれ、7月21日までその使用量が2倍になる。EU では EU AI Act により当面利用できない。

#性能

モデル推論Intelligence Index出力速度 (tok/s)公称コンテキスト
Grok 4.5 (high)あり5476.150 万トークン
GPT-5.5 (xhigh)あり5567.7約 92 万トークン

Intelligence Index は GPT-5.5 (xhigh) とほぼ同帯で、出力速度は表内で Grok 4.5 の方が速い。

#API 価格の比較

モデル入力 ($/1M)出力 ($/1M)
Grok 4.52.006.00
Grok 4.5 Fast4.0018.00
GPT-5.55.0030.00

ベース単価は GPT-5.5 より低く、同帯の知能指数に対して従量コストを抑えやすい。

#参考文献