Microsoft Research は、AI エージェント向けの可視化中間言語 Flint をオープンソースで公開した。短い人間編集可能な仕様からチャートを生成し、スケール・軸・余白・レイアウトなどの低レベル設定はコンパイラがデータ・意味型・チャート種別・エンコーディングから導出する。同一仕様を Vega-Lite、Apache ECharts、Chart.js のいずれにもコンパイルできる。
- 対応チャート種別は 46、ギャラリーにはバックエンド別の例が 83 ある。
- データ仕様で意味型(YearMonth、Profit、Category など)を明示し、パース規則・書式・色スケールの選択に使う。
- エージェント向けに flint-chart ライブラリと flint-chart-mcp(MCP サーバー)を提供し、チャットやコーディング環境から作成・検証・描画できる。
- Vega-Lite を直接生成する DirectVL との比較では、LLM 審査スコアが GPT-5.1 で 16.27 対 15.91、GPT-5-mini で 16.16 対 15.60、GPT-4.1 で 15.91 対 15.34 だった。
- Microsoft Research の Data Formulator でも Flint を利用している。
ヒートマップの仕様例は次のとおり。period を YearMonth、newUsers を Profit として意味付けし、コンパイラが時間軸の解釈や発散色スケールなどを埋める。
json
{
"data": {},
"semantic_types": {
"game": "Category",
"period": "YearMonth",
"newUsers": "Profit"
},
"chart_spec": {
"chartType": "Heatmap",
"encodings": {
"x": "period",
"y": "game",
"color": "newUsers"
},
"chartProperties": {
"colorScheme": "redblue"
}
}
}