VoidZeroは、ランタイムとパッケージマネージャ、Vite・Vitest・Rolldown・tsdown・Oxlint・Oxfmtを一つのワークフローにまとめる統合ツールチェーン「Vite+」をベータとして公開した。MITライセンスのオープンソースでフレームワーク非依存。新規はvp create、既存のViteプロジェクトはvp migrateで導入できる。

vpを単一の入口とし、主な操作は次のとおり。

  • vp dev / vp build: Vite 8による開発サーバと本番ビルド
  • vp check: Oxfmt・Oxlint・型チェックを一括実行
  • vp test: Vitestによるユニットテスト
  • vp pack: tsdownによるライブラリ梱包
  • vp run: モノレポ対応のタスクランナー(キャッシュ付き)

アルファからの主な進展は次のとおり。

  • vp runのキャッシュが、自動データ追跡とViteのメタデータ連携で入力・出力・環境変数の手動列挙なしに正しく効く
  • vp migrateが多様なアプリ構成に対応し、エージェント向けの移行プロンプトも提供する
  • Organization Templateでチーム構成を標準化し、プロキシおよびカスタムCA対応で企業ネットワーク背後でもvpを実行できる
  • 主要OS・シェル向けのクロスプラットフォーム改善と、180件超の修正

公開リポジトリだけでvite-plus依存は1300を超える。1.0に向けてはvp runのリモートキャッシュ、GitLab向けsetup-vp、移行ターゲットの拡充、Homebrew公式フォーミュラなどが予定される。安定しているが未完成であり、必要な機能が揃っているなら採用を勧める、という位置づけである。

グローバルにvpを入れたうえでvp createまたはvp migrateを実行する。マイグレーションは変更予定を表示するが、複雑なプロジェクトでは手作業の追随が必要になり得る。

#参考文献