Lighthouse に、サイトがユーザー向け AI エージェントとどれだけ噛み合うかを測る Agentic Browsing カテゴリが加わった。Performance / Accessibility / Best Practices / SEO に続く第 5 カテゴリで、Chrome 150 以降で利用できる。カテゴリと WebMCP 対応は実験的で、提案段階の標準に基づく。
0〜100 の加重スコアは出さない。エージェント向け Web の基準がまだ固まっていないため、合格した監査の比率と個別の合格/不合格・警告で診断する。監査は決定論的で、CI/CD の品質ゲートにも向く。
監査の主な観点は次のとおり。
- WebMCP: 宣言的(HTML)と命令的(JS)のツール登録の有無、フォームへの宣言的 WebMCP の欠落、スキーマ妥当性を確認する。WebMCP 監査には Origin Trial への登録が必要である。
- エージェント向けアクセシビリティ: 対話要素のプログラム名、ロールと親子関係、a11y ツリーからの隠蔽と操作可能性の不一致など、機械操作に効く既存 a11y 監査の部分集合を見る。
- 安定性: CLS。要素特定と操作のあいだにレイアウトが動くと、エージェントが誤クリックしやすい。
- 発見性: ドメインルートの
llms.txtの有無。
命令的 API でツールを登録する場合、Lighthouse のスナップショットより後に登録すると捕捉されない。Chrome DevTools for Agents からは、同じカテゴリを lighthouse_audit として実行できる。